岐阜県内のトマト養液栽培農場で井戸水浄水装置をテスト設置しました。

井戸水の除濁除菌（ソブと菌類の除去）が目的の装置です。自動洗浄機能付きです。この仕事を始めたときは、農業に関しては飲料用ではないのですが、井戸水の水質が悪いと養液栽培システムにかなりの負担になるようです。

養液栽培においては、このシステムによって、

・泥、砂、ソブなどの掃除の労力がかなり軽減される。（農家の方の労働負荷の軽減）

・井戸水水質の季節変動があっても水質が年中安定で、養液コントロールが容易になる。

というメリットがあります。デメリットは、費用がかかるというこです。

これから、養液栽培で就農される若い方々の力になれればと思います。

 「今年は、あかぎれになりませんでした。ありがとうございます。」

今年の1月に岐阜県羽島市のお客様のご自宅に井戸水浄水装置を設置させていただいたところ、春先に、お客様からこんなお言葉をいただきました。

井戸水の水質検査をされたところマンガンが、飲料摘要基準を超えていたため、ご相談にこられました。見てみると基準値内ではあったものの、少しカナケ臭い、硬度が高い、ソブの多い井戸水でした。

井戸水浄水装置をつけて、水がきれいになり、硬度ゼロの超軟水になり、数か月生活していただきました。

近夏もお会いして、「手荒れは、もちろん、洗髪も気持ちがよくなりますね。以前は、洗髪すると髪質がパサパサしていたのに、今はサラサラになります。みんな、水でこんなに生活感が変わるのにこのような装置の存在を知らないだけですね。」というお言葉もいただきました。ホームページでこのお言葉を書いてもいいですかとお聞きしたところドンドン書いて宣伝してくださいとおっしゃられ、いまやっとアップさせていただきました。

このようなお言葉をいただくと、この仕事をやっててよかったなと思います。購入時は少々高いですが、ランニングコストは、わずかです（お客様の声）

 岐阜市内のトマト養液栽培の農場に井戸水浄水装置のテスト機を設置しました。ビニールハウスの建築時に井戸を掘ったが、井戸水の水質が悪くて困っており、もう4日後に苗が来てしまうと液肥システムの業者様から、岐阜県庁農政部の方を通してご相談をいただき、急きょ貸出機で対応させていただきました。鉄分が基準値の30倍以上でる井戸水で、タンク内は、少しだけ水がためてありましたが、真っ赤になっていました。導入後水質検査はクリアし、ハウスを訪問された方々からは、こんなに綺麗な農場は、みたことがないと言われたそうです。1ケ月がたちトマトの苗は、８０ｃｍ以上に成長していました。近くに水道配管がきている場所なので、水道料金と浄水装置導入のコスト計算をして今後の方針を決めていただくことになっています。

 岐阜県大垣市の自動車部品の工場のお客様にて超純水装置の大改修工事を行いました。

プレス加工された製品をバレル研磨した後に昔は、井戸水そのままで洗浄出荷されていたものを電解イオン物質など不純物が全くない超純水で洗浄して出荷したほうがよいということで一時使用されなくなっていた超純水装置を大改修して再び超高純度の純粋が製造できるようになりました。くみ上げられた井戸水から超純水になるのが特徴です。ＲＯ＋ＥＤＩ方式でランニングコストが安価になるというメリットがあります。これと同時にポンプ制御盤も新しく作り替えました。無事、納期に間に合わせお客様に喜んでいただきました。

 北海道のお客様向けに小型井戸水浄水装置（ポンプ無）を製作、発送しました。

沢水をホースでご自宅までひっぱてきて一度タンクに貯めて、ポンプで送水してお使いになられているとのことでした。水質はいい水なので、ゴミの除去と菌類の除菌ができればいいとのことでした。ポンプがあり水圧もきているとのことでしたので、小型井戸水浄水装置（ポンプ無）タイプをお勧めさせていただきました。

 北海道は、以外にも地下水が汚れているケースが多いようです。自然の宝庫なので動物や、動物の糞などによって菌類が地下水に含まれるようです。

先日に、弊社で小型浄水装置を見られたお客様が、

「いま、自宅で井戸水と水道水を使っているが、井戸水は、見た目すごいきれいなんだけど菌類が怖いのでお風呂と洗濯で使っていて、水道水を飲食用に使っている。本当は、井戸水を除菌さえできれば、これで水割りを飲んだらきっとおいしいだろうな」

と、おっしゃっていました。公共の水道水の埋設配管は、その内側も外側も真っ黒になっているケースが多いです。４０～５０年も前に埋設された鉄管なので必然的にそうなりますね。水道水よりも、ご自宅の井戸水のほうがきれいなケースも多々あります。ごみの除去と除菌だけで安心でおいしい水になるかもしれません。

過去の事例ですが、 岐阜県山県市のお客様のところに井戸水浄水装置を設置しました。装置は、井戸水に使えるものなのですが、実際は、山県市の水道水の浄水のためにつけました。市の水道水が年々まずくなっている気がするというのがお客様の悩みでした。ほんとは、井戸水を使いたかったのですが、その土地では、井戸を掘ったのですが水が十分でなかったそうです。

水道水の水質を調べてみると、硬度が80ありました。味もやはりおいしくありませんでした。市役所からの連絡で、7、８年前に”朝のバケツ一杯分の水は、飲食用に使用しないでください”と言われているそうです。夜中の時間帯にみんなが水を使わないので埋設水道管の汚れが水道水に溶けこんで汚れている確立が高いからだそうです。当社の浄水装置を取付けて、水中のゴミ、におい、色がとれて（0.01ミクロンのろ過）、硬度０の超軟水になります。

お客様からは、蛇口から直接ペットボトルのような飲み水がでてうれしい、カルピスも直接作れるし、お茶もご飯も美味しくなった、お風呂も気持ちよくなり、洗髪後の髪質もやわらかくなったと喜んでいらっしゃいました。お風呂の鏡が真っ白で使えなかったのが、ピカピカになって使えるようになりましたとのことでした。

 井戸水、雨水利用、排水処理のための平膜（限界ろ過膜）のテストをプールにて行いました。藻がはえて、菌類、塵埃、枯れ葉などが入り込んだ水でしたが、きれいな水にろ過されました。

写真のとおり、ハウジングケースに入っていない限界ろ過膜なので、ファウリング（目詰まり）を起こしにくい構造になっています。MBR（Membrane bio reactor)としても使われます。比較的、安価に水を浄化でき、菌類もとおしません。今後、非常にポテンシャルの高いろ過膜です。

 岐阜県中津川市の食肉加工工場のお客様から、工場に30年以上前に掘った井戸があるのですが浄水器をつけることによって井戸水が使えるようになるかみてほしいというご依頼を受けて、調査にいってきました。ソブがでるので掘ってすぐ使うのをやめてしまったとのことでした。もう一つご自宅の井戸も水質検査で大腸菌と、一般細菌で飲料不適用とされてしまったのでみてほしいとのことでした。

まず、工場の井戸（上側写真）は、ポンプも外されて長い間使われていない状態でしたので、井戸水がしみでてくる地層がめづまりしている状態になって現在溜まっている水は、本来の地下水ではないと思われるので、1週間ほどお手持ちの水中ポンプで汲み上げて新しい地下水を引っ張ってから、一度公共の水質検査（特に食品加工工場なので）を受けていただけませんかと申し上げました。その時にもう一度お伺いさせていただくことになりました。今回の簡易測定の結果は、硬度45でした。水の不純度は、少し高めでした。

もう一つのご自宅の井戸（下側写真）は、裏山に掘られた掘り抜き井戸でした。場所は、工場から近いのですがぜんぜん水質が違いました。こちらは、とてもいい水で、硬度がほぼ"ゼロ”の超軟水で、かなけ臭さもなく、飲料水の純度としては、ゴミと菌類を除去すれば非常に純度の高い井戸水でした。井戸の場所と状態から、木の葉っぱが入りこんでしまいやすいのでこれをもう少し改善していただいた上で、当社のろ過装置をつければ比較的安価でランニングコストも安定的に安く、家中の水（お風呂、キッチン、手洗い）がとてもきれいでおいしい水になります。お父様のためにも昔井戸水を使っていた暮らしをもう一度再現してみたいとおっしゃられていました。お力になれればと思います。

 過去の事例です。東北大震災から、2ヶ月くらい過ぎたときのことです。岐阜県内の工場のお客様にて、小型ポンプ付井戸水浄水装置で、ろ過された水を試飲していただきました。青森県で被災されたお取引先様のために簡単な水のろ過装置を送ってあげたいというご依頼がありましたので、早速、製作してお届けし取扱説明をさせていただきながら試飲をしていただきました。本装置は、水質を変えることはできませんが、ゴミ、菌類、色、においを除去します。0.01ミクロンのフィルター付きです。色の付いた水でも透明になります。2.5L/minの吐出量があります。

水質を変えることができませんので、化学的に汚染された水は、飲料水になりません。カルシウム、鉄分などの除去はできません。価格がポンプ付きで10万円台で安価なタイプになっています。

 過去の事例です。岐阜市のお客様のお宅に家庭用井戸水浄水装置を設置しました。といっても井戸水につけたわけではなくて、市の水道水にメーターを通ったあとの配管にとりつけました。大変、水に気を使っているしゃるご家庭でしたので、この地域の水道水は、硬度が８０で比較的高いことと、水道水といえども地中の水道管は、数十年たっているのでゴミが多いことを説明させていただいたあと、設置することを決められました。本装置は、0.01ミクロンまでのゴミを除去し、塩素や、におい、色成分も除去し、硬度０の超軟水になります。住宅一軒分ですのでお風呂もキッチンも洗濯の水もきれいになります。半年後くらいにお客様の感想をお聞きしたところ、下の子（2歳）の首まわりにいつも湿疹のようなものができていたが、消えてしまいましたといって喜んでくださいました。これだけ明確に結果がでるととてもうれしいです。

きれいにろ過された超軟水は、ご飯もおいしくなり、肌にも、髪にもやさしいです。ペットボトルで飲まれたことはあっても、その特徴は以外に知られていません。とても贅沢な水です。

多くの水道局のホームページを見ると書いてあるのですが、”朝のバケツ一杯分の水道水は、飲食に使わないでください”と書いてあります。夜間、水道を大量に使わない間に老朽化した配管から、汚濁物質が水中に溶け込みその濃度が高くなるからという意味だそうです。公共の水道管にカメラをいれたことがないのですが、50～60年前に埋設された配管ならありうる話ですね。